果実たっぷりレモンサワーは美容にいい?食べ過ぎ防止効果も?

進化が止まらないレモンサワー市場。
最近ではレモンの輪切りがタワーのように重なったものや、凍らせた果実がどっさり入ったものなど、フレッシュ感重視のレモンサワーが増えています。
こうしたレモンたっぷりのレモンサワーは、見た目に楽しく、贅沢な味わいを堪能できるだけでなく、美容や健康にも良い効果をもたらしてくれるようです。
今回はレモンに含まれる美容と健康にうれしい成分をまとめてご紹介します。
ビタミンC
ビールやハイボールと異なり、レモンサワーは、お酒でありながらレモンに含まれるビタミンCを摂取できます。
ビタミンCには、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用があります。
美肌を目指す女性には特におすすめです。
抗酸化作用もあるので、がんや動脈硬化の予防にもつながると言われています。
缶チューハイの「キレートレモン」は、チューハイでありながら、350mgのビタミンCを取れます。家で軽く一杯飲みたいな、と思った時に、美容効果も期待できるレモンサワーは、なんだかお得な気がしますね。
もちろん、たっぷりの生レモンをカットして、焼酎とソーダで仕上げた手作りレモンサワーもおすすめです。贅沢にレモンを使うも良し、焼酎の量を少なめにしてアルコール薄めのレモンサワーにするも良し、自分にとって最高のバランスで楽しむことができます。
氷の代わりに冷凍したレモン果実を入れれば、お酒が薄まることもありません。お風呂上りに飲めば至福のひと時です。
リモネン
リモネンは、レモンなどの柑橘類の皮に含まれる香りの成分のことです。
このリモネンが体内に吸収されると、脳内でリラックス時に出現するα波が出現することから、リラックス効果があると言われています。
ストレスを抱えている方は、皮付きのレモンがたっぷり入ったレモンサワーを、香りも楽しみながらゆっくり飲んでみてくださいね。
さらに、リモネンには血行を促進する効果もあります。
リモネンが交感神経を刺激することで血行促進を促し、代謝や消火活動を活発化させることで、ダイエット効果を期待できます。
先述した通り、この香りの成分「リモネン」は皮に含まれています。自宅で生レモンサワーを作る際は、皮を下向きにして絞るのがおすすめ。果肉のほうを下にするよりも、皮を伝って絞り汁が落ちることで風味が加わります。
参照:わかさ生活|わかさの秘密
肥満予防効果
県立広島大・レモン健康科学プロジェクト研究センターのセンター長を務める飯田忠行教授(応用健康科学)によると、レモンは肥満予防への効果も期待できるといいます。
肥満になると脂肪細胞から食欲抑制ホルモン「レプチン」が多量に分泌され、体にレプチン抵抗性がついてしまう。
食欲の抑制がきかなくなり食べ過ぎてしまうが、レモンを多くとっている人は、あまりとらない人よりもレプチンの血中濃度の上昇が抑制される傾向が報告されているという。
レモンサワーは美容と健康にいい!
果実や果汁を使用したレモンサワーは、ビールや他のカクテルに比べてレモンの栄養分をしっかりと取れるというメリットがあります。
もちろん、お酒の飲みすぎには注意が必要ですが、いつもの乾杯ドリンクを、レモンサワーに変えるだけで、美肌やダイエット効果を期待できるのは大きいですよね。
糖質が気になる方は、果汁や果実のみの甘くないレモンサワーにするのがおすすめです。
「とりあえず生!」から「とりあえずレモンサワー!」へ。
ぜひ、たっぷりのレモンを使ったレモンサワーで、レモンの栄養分をまるごと摂取してくださいね♪