レモンサワーの基本の作り方 〜レモンサワー辞典vol.1〜

レモンサワーの作り方

皆さんは、レモンサワーを飲む時どのようなシチュエーションが多いですか?

おそらく居酒屋やバーなどのお店で飲む、自宅で缶チューハイを飲む、という方がほとんどではないでしょうか。

しかし、レモンサワーは自宅でも、手軽に自作できることができる飲み物です。

帰宅後に絶品のレモンサワーを好きなだけ楽しむもよし、仲間を集めてわいわいレモンサワー飲み会をするもよし、コスパもよく、味も自分の好みに調整できると、いいことづくめです。

今回はレモンサワーの基本的な作り方を紹介します。

レモンサワーのレシピ(材料と作り方)

レモンサワーの材料は、

レモン(シロップ、果汁、果実等)
焼酎(蒸留酒)
ソーダ(炭酸水)

の3つです。自宅でお酒を作って飲むことがない場合、この「焼酎」としてどんなお酒を使っていいのかわからない、という方もいるのではないでしょうか。



レモンサワーに使う焼酎の選び方

焼酎には甲類と乙類があります。レモンサワーに使う焼酎は甲類です。無色透明で、クセがなく、何にでも合うのが甲類焼酎の魅力。お茶割りや、サワー系に使用されるのは、甲類の焼酎です。

レモンサワーに使う甲類の焼酎は、商品名でいうと、「宝焼酎」「キンミヤ」「JINRO」などです。最近はスーパーなどでよりお手頃なプライベートブランドのものもありますよ。

一方乙類は、米焼酎、麦焼酎、しそ焼酎といった素材の香りや味わいがしっかり楽しめるお酒。ロックや水割り、ソーダ割り等で、そのままの風味を楽しむのが一般的ですが、乙類の焼酎をレモンサワーに使う飲食店もあり、あっさりとした焼酎のレモンサワーに+独特な風味も加わり人気を呼んでます。

レモンサワー研究所でも、米焼酎「しろ」を使用したレモンサワーを作って飲み比べをしましたが、若い女性に人気でした。

焼酎を使ったレモンサワーの作り方は、氷を入れたグラスに、1/3ほどの甲類焼酎を加え、炭酸水で割り、レモン(シロップ、果汁、果実等)を加えるだけ。焼酎の量によって風味が変化しますので、自分好みの分量をさがしてみてください。

レモンサワーに使える蒸留酒は他にある?

焼酎以外にも蒸留酒であれば、ジンウォッカラムなどもレモンサワーのアルコールとして使えます。
アルコールを買えるだけ風味が変わるので、それらを飲み比べするのもいいかも。
レモンサワー研究所で飲み比べを行なった結果、年代や性別によって好みがわかれました。過去の研究レポートをご参考ください!



ウイスキーはレモンサワーのアルコールに使える?

ウィスキーを炭酸で割ってレモンを絞れば、レモンサワーと言えるかもしれません。
しかし、飲食業界に詳しいサンクラウン果精株式会社の小川氏によると、ウイスキーをソーダで割ると全て「ハイボール」になるとのこと。
「ウィスキー需要を高めるためサントリーの大々的なキャンペーンの賜物ですね」とのことでした。

レモンサワーを自宅で手軽に自作するには?

居酒屋でもおなじみ!シロップを使ったレモンサワー

レモンサワーの作り方として、一番メジャーなのがシロップを使ったものです。

焼酎をソーダで割って、シロップを加えれば、いつもお店で飲んでいるレモンサワーがお家でお手頃に楽しめますよ。

また、レモンシロップとソーダが一緒になった、レモンサワー専用の割材も販売されています。

すっきりドライに!レモン果汁を使った甘くないレモンサワー

スーパーやコンビニで並ぶ缶チューハイのレモンサワーは甘いものが多いですよね。すっきりとドライな飲み心地で、食事にも合う甘くないレモンサワーをお求めの方には特に、自分で作るレモンサワーがおすすめです。

甘くないレモンサワーの作り方は、焼酎をソーダで割った後に、レモン果汁(ポッカレモン等)を加えます。甘くない、レモン果汁が爽やかなレモンサワーが作れます。甘くしたい場合はガムシロップ等を使ってもOK。

レモン果汁はお料理にも使えるので、自宅にあっても使い回しが効きます。より手頃に気軽に、本格レモンサワーが楽しめるアイテムです。

フレッシュな美味しさ!生搾りレモンサワー

よく洗ったレモンをそのまま絞って、皮ごと入れれば、贅沢な生搾りレモンサワーに。

スライスしたレモンを入れれば、写真にも映えますよ。宅飲みや女子会も盛り上がること間違いなし。

先に紹介したシロップや、果汁のレモンサワーとレモンの果実を一緒に使うのもおすすめ。やはり、果実が入ると一気に贅沢な仕上がりになりますね。

ソーダで割るだけ!手軽なレモンサワー用リキュール

お酒とレモンシロップが一緒になった、「レモンサワーの素」という商品も発売されています。これなら、ソーダで割るだけでさらに簡単にレモンサワーを作ることができます。甲類の焼酎を買ってもほとんど飲まないし…、という方は、レモンサワーに特化したこうしたレモンサワー用リキューを使うのがいいかもしれません。

その中でもサッポロから発売されている人気の「濃いめのレモンサワーの素」を、割り方含めてレビューしていますので、ぜひご覧ください。

自宅で作るレモンサワーはコスパが最強

レモンサワーを自宅で作ると、居酒屋や缶チューハイよりお得に楽しめます。

例えば、

甲類焼酎25% 1.8L  (約1000円)
レモンシロップ 500ml  (約400円)
炭酸水 500ml (約80円)

の材料を使用した場合、300mlで約96円!

(焼酎75ml=約41円 レモンシロップ30ml=約24円 炭酸水195ml=約31円として計算)

お得なレモンサワーを、自宅でたっぷりと好きなだけ楽しめますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

他にも、自家製シロップや漬け込みレモンなど、自宅で作るレモンサワーはこだわり始めると奥深いものです。

今回は、最も基本的なレモンサワーの作り方をご紹介いたしました。自分好みの甘さ、濃さ、で作れるレモンサワーは絶品です。缶チューハイ以外買ったことがないという方も、ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね。