麹が引き出す「うまみ」がたまらない!大注目の「麹レモンサワー」をレビュー

続々と新商品が登場していくRTDレモンサワー界隈。商品それぞれが美味しいこともさることながら、持っている特徴や味わいもさまざまです。

そんな中、キリンビールから”全く新しい”商品が発売されていました!その名も「キリン 麹レモンサワー」。古くから日本の食文化に愛されてきた麹とレモンサワーのミックス、という、ありそうでなかった組み合わせです。俳優の玉木宏さんが出演しているCMは、見たことのある方も多いのではないでしょうか。

発売から1ヶ月で全国1000万本の売上を突破するなど、その売れ行きも好調なのだそう。今回は、そんな隠れた人気のあるキリン 麹レモンサワーについて紹介していきます!

美味しさの鍵は「麹」と「皮ごと絞りレモン」!

キリン 麹レモンサワーは、未知のRTDを創出するキリンビールが掲げるコンセプト「自然とつくる、人に心地いいお酒」の第二弾として作られました。第一弾は9月15日に発売された「キリン べジバル」。野菜や果物の生の味わいを徹底的に追求し、「体に悪い」というお酒へのマイナスイメージを払拭する試みでした。

キリン べジバルに続き、第二弾ではさらに良質かつ自然の営みを活かした製法、そして体に良い素材を訴求した結果、今回は「麹を使う」ことに辿り着いたのだそう。

穀物と雑菌を発酵させたものである麹は、食事において「うまみ」の元とも言われています。キリンビールは、そんな麹と効能豊かなレモン、中でも独特の風味を持つ「皮レモン」を合わせることで、心も体も健康になるような新しい味を実現できるのではと考えました。

その結果、レモンが本来持つ風味を最大限に引き出したスタイルのレモンサワーが出来上がりました!人工的な雑味を消し、麹の成分を所々に感じられる味になっているといいます。

麹×レモンサワーは、キリンの長い歴史の中でも初の試み。鮭おにぎりや煮物、だし巻き卵といった日本の家庭料理に、思わず唸ってしまうほどよく合う味になっているのだとか。実際に飲んでみるときは、和食に合わせてみるとより美味しいかもしれません。

麹レモンサワーはクセがなく、食事との相性が抜群

ここからは、実際に飲んでみた感想を書いていきます。今回もレモンサワーの公式を使って比較してみました。

レモンサワーの公式については過去記事をご覧ください。

レモンサワーの公式 キリン 麹レモンサワー
レモンのフレッシュ感 ★★★☆☆
レモンのピール感 ★★★★☆
甘さ ★★☆☆☆
アルコールの風味 ★★★★☆
炭酸の強さ ★★★☆☆

 

一番最初に感じたのは、良い意味で「不思議な味だな」という印象でした。これが麹が引き出したレモンのうまみなのかもしれません。フレッシュ感よりもピール感の方が強く、全体的に控えめとも言っていい味です。炭酸も強くなく、シンプルな風味になっています。

和食と非常にマッチするという話は聞いていたので、私は夕食のおでんと一緒にいただきました。これがとんでもなく美味しかったです。麹レモンサワーは単品で飲んでもクセがなく飲みやすいものになっていますが、おでんの素材の良さをさらにレモンサワーが引き出している、という感じでした。そのおかげでおでんがいつもの数倍味わい深く感じました。

これは単品で飲むよりも、和風なおつまみと頂くのが正解。一日の終わりを彩る夕食にピッタリです。

ただ、アルコール7%なだけあって、そういった苦みは少し強めです。後味はすっきりとしていますが、レモネードのようなレモンサワーよりも「お酒の味が強い方が良い」という方におすすめではないでしょうか。

美容や健康に効果的、と言われているレモンサワーに麹が加わることで相乗効果が生まれ、さらにヘルシーなお酒になっています。

和食とベストマッチ!新しいレモンサワーの味を楽しもう

缶を開けてグラスに注ぐと、シュワシュワという爽やかさとともに、レモンの風味が漂ってきます。
おでんにも米にも、とにかく日本食に合うように徹底的に追求された味は、晩酌に最適です。

新たなレモンサワーの可能性が見えてきました。ぜひ今後のリリースも心待ちにしたいものです。