沖縄を味わえるカクテルのような味!「とことん沖縄!塩レモンサワー」レビュー

寶酒造が毎年全国で主催するレモンサワーのイベント、「レモンサワーフェスティバル」。
各地方の飲食店が自慢のレモンサワーを出展し、キングオブレモンサワーを決める試みです。
今年は残念ながらコロナウィルスの影響で開催中止になってしまいました。

しかし、6月16日(火)に、この「レモンサワーフェスティバル 2019 in 大阪」でキングオブレモンサワーに輝いた、「ウメダチューハイ35」の味を再現した「とことん沖縄!塩レモンサワー」が、発売されました。

「とことん沖縄!塩レモンサワー」とは

「とことん沖縄!塩レモンサワー」を、監修したお店、「ウメダチューハイ35」は、宝焼酎「純」35度を使ったチューハイの専門店です。

中でも、沖縄塩レモンチューハイは、国産レモンを沖縄の海水塩に漬け込んだ特製シロップを使用した、お店の看板商品。

今回の商品化に当たって、このお店で出しているレモンサワーに、さらに泡盛と、沖縄産ヒラミレモン(シークヮーサー)を加え、「とことん沖縄!」に仕上げたそう。かなり贅沢なレモンサワーですね。

パッケージのイラストがかわいくて目を引きます。

レモンサワー研究所で取材に行く予定だった、今年のレモンサワーフェスティバルが開催されないのは残念ですが、気分だけでもこのレモンサワーで味わいたいですね!

飲んだ感想は「飲みやすくマイルド」

今回もレモンサワー研究所のオリジナルのレモンサワーの公式を使って飲み比べてみました。
レモンサワーの公式については過去記事をご覧ください。

レモンサワーの公式 「とことん沖縄!塩レモンサワー」
レモンのフレッシュ感 ★★★☆☆
レモンのピール感 ★☆☆☆☆
甘さ ★★★☆☆
アルコールの風味
(ウォッカ)
★★☆☆☆
炭酸の強さ ★★☆☆☆

今回の「とことん沖縄!塩レモンサワー」は、レモンサワーの新しい境地を見せてくれる、個性派レモンサワー。アルコール6%、果汁2%。1缶178円(税抜き)と少しお高め。

数量や季節限定の商品ではなく、定番品として販売されるようです。非常に、おいしかったので、いつでも買えるのがうれしいですね。

飲む前は、塩+シークヮーサー+泡盛…と、「沖縄」要素を盛り込みすぎて、レモンサワーとしてちゃんと味がまとまるのか…?という不安がありましたが、予想を裏切る味わいでした。

加えた要素がどれもうまみを際立出せていて、広がりと深みのある味わいに。シンプルさがベースとされてきたレモンサワーとは、一風変わった新感覚のレモンサワーです。塩が入ることで味がまろやかに、泡盛やシークヮーサーがさわやかな清涼感を与えています。飲みやすくマイルドです。

「とことん沖縄!塩レモンサワー」は、シークヮーサーや泡盛を加えたことで、レモンサワーの新たな可能性をひろげた商品です。レモンサワー研究所も、アレンジを加えた新レモンサワーを続々と試してみたいと思います。

檸檬堂「塩レモンサワー」との比較

「塩レモンサワー」の定番商品といえば、檸檬堂の「塩レモン」。
檸檬堂の「塩レモン」は、甘みが少なく渋みやキリッとした味わいが特徴です。

甘いレモンサワーが苦手な「お酒好き」の方には、檸檬堂の「塩レモン」が好まれるかもしれません。お食事や、おつまみと楽しむならこちらがおすすめ。

一方、今回の「とことん沖縄!塩レモンサワー」は、塩が引き出した甘みとやわらかさ、清涼感が特徴の夏らしいフレッシュなレモンサワー。檸檬堂より甘めのレモンサワーです。一缶で、沖縄気分が存分に楽しめる、カクテルのような味わいです。

好みや気分に合わせて、夏にぴったりの「塩レモンサワー」を楽しみましょう!