【知って得する!?】レモンにまつわる豆知識・雑学4選

世の中には、あらゆる豆知識が溢れています。皆さんも日頃テレビ番組を見たり、スマホでニュースを見たりするときなどに雑学を知り、「コレってそうだったのか!」と驚くこともあるのではないでしょうか?

家族や友人に思わず話してしまいたくなるようなネタも多いことでしょう。
自分の知らなかったことを学べると、日常生活への刺激にもなりますよね。

実は、皆さんが普段口にしているレモンにも知って得するさまざまな事実があるんです。
そこで、今回は知っておくと少しハナタカになれる、レモンにまつわるプチ情報を4つ紹介していきます。

①レモンは夏の果物ではない

爽やかな味と酸っぱさ、そして清涼感のあるドリンクのCMが多く放映されていることから、何かと「レモンは夏」というイメージがつきがちです。

でも、レモンの主な収穫時期は夏ではありません。アメリカやチリなどの国々から輸入されている海外産のレモンは例外ですが、実は国内産のレモンは12月下旬~3月頃まで、つまり「冬が旬」とされています。

②「レモン〇個分のビタミンC」は意外と多くない

レモン何個分?

清涼飲料水などのパッケージで、よく「レモン〇個分のビタミンCが入っています」という表示を目にすると思います。
でも、何となく「ビタミンCが多いんだな」ということは分かるものの、実際にビタミンCがどのくらい入っているかはあまりイメージがつかないですよね。

実際のところ、レモン1個分の果汁に含まれるビタミンCは約20mg。他の果物と比較してみると、キウイが140mg(可食部100gあたり)、さらにはアセロラが約1700mgもあり、「果物の中でレモンが一番ビタミンCが多い!」とは必ずしも言えないことが分かります。

柑橘類の中では最もビタミンCが多いのは確かなのですが、なぜ「レモン〇個分の~」という表記がなされるのでしょうか。

これは、どうやらビタミンC含有量のキリの良さにあるのだそう。レモンは可食部100gあたり100mg、また果汁100gあたり50mgという非常に覚えやすく、かつ計算しやすいビタミンC量であるため、レモン〇個分という書き方が生まれたようです。

③レモンが一番最初に伝わったのは静岡県

現在レモンの国内生産量第1位といえば、「瀬戸内レモン」でよく知られる広島県。レモンは温暖な気候条件のもとで育つため、他には愛媛県でも高い生産量を誇っています。

レモンの聖地・生口島

しかし、日本におけるレモンの歴史は静岡県から始まりました。明治初期である1873年、湯治客として来日していた外国人客が庭先にレモンの種を撒いた、ということが発端とされています。

その後、静岡県と気候条件の似た和歌山県に伝わり、さらに西へ浸透し、現在では瀬戸内海がメインの生産地になっていったのだそうです。

④レモンの選び方にはコツがある

スーパーへ買い物に行った時、色んな野菜や果物を品定めしますよね。でも、買い物に慣れていなかったり選び方を知らなかったりすると、「どれが美味しいものなんだろう…」と食材コーナーの前で立ち止まってしまうこともしばしば。結局適当にカゴの中に入れてしまいがちです。

でも、レモンを選ぶときには是非「重さ」と「皮」に着目してみてください。水分がしっかりと含まれているレモンにはちゃんと重みがあり、また果皮に張りと色ツヤがあるものです。あまりベタベタと商品を触りすぎるのも良くありませんが、このような美味しいレモンの見分け方は知識として覚えておくと役に立つでしょう。

ちょっと役立つ豆知識で、楽しいレモンライフを

今回はレモンにまつわる豆知識をご紹介しました。家でレモンサワーをよく作る、あるいはこれから作ってみようと思っている方は、ぜひレモンの知識も頭に置きながら調理してみると新しい楽しみが出来るのではないでしょうか。