レモンの聖地、生口島に行ってレモンサワーを飲んでみた!

レモンの聖地、生口島。
国内のレモンの生産量の50%以上を占める広島県産のレモン。
瀬戸内海沿岸部の芸予諸島で主に生産しています。
中でも、島内生産量が最も多いのが生口島。
今回はレモンサワー研究所で、生口島へ実際に足を運んでみました。
たわわに実ったレモンの木々の様子はまるで「お花見」ならぬ「レモン見」!
目にも楽しいレモンの島、生口島どうぞお楽しみください!
いざ、生口島へ
四国からしまなみ街道に入って最初の島・来島「亀老山展望台」の景色。
青い海に浮かぶ、小さな島々。それらを縫うように結ぶしまなみ海道。
空も広くて、東京近辺ではまず見られない、胸のすくような景色です。
しまなみ街道沿いの道の駅にはレモンが大量に販売されていました。
国産レモンというと、都内だと小ぶりなもの2玉で200円ほどします。
スーパーでは格安の外国産のものに対して、小ぢんまりと陳列されていることが多いもの。
これほどまでに多くの国産レモンが販売されていると、「聖地に来た!」という感じがして、早速テンションが上がってしまいます。
いよいよレモン島「生口島」に上陸。
案内板にレモンの写真があってまさにレモン島の雰囲気です。
道路沿いには当たり前のようにレモンの木が。
道端にも風で落ちたレモンが転がっています。
車に踏まれて潰れたものも。
圧巻のレモン畑
有名なレモン谷。
多々羅大橋を眺める傾斜地にはレモンの木がたくさん植えられています。
鈴なりの黄色いレモンたち。
「お花見」ならぬ「レモン見」をしながら、その場で取れたてのレモンでサワーを作る企画なんてあったら、参加したいですよね。
島中心部にある商店では店頭にレモンが雑に売られていいます。
大小のレモンが一山10〜20個入って200円。レモンシロップだってどっさり作れそうです。
少々見た目が悪いものの、絞って使うのだから味は同じ。
中にはまるでグレープフルーツのような、巷では見かけない大きさのレモンも。
レモンはもともと短径が10cmを超える大きさに成長する大型の果実です。日本では、輪切りにしてレモンティーなどに入れることも多いため、小ぶりなものが市場に出回っているのだとか。
さっそく宿泊先でレモンサワーを作ってみた
レモンの聖地で購入した、国産の新鮮なレモンを、さっそく宿泊先でレモンサワーにしてみました。
地元で売られているレモンは小ぶりなものが多かったので、レモンサワー1杯で2個のレモンを使用。
レモンを切った時に立ち上る香りが、海外産レモンと大違い。新鮮なのがわかります。
黄色も濃くて、よく熟しています。
海外産のレモンは実完熟の緑の状態のままで輸入するので、木についた状態で熟したレモンを食べられるのは聖地ならでは。
氷は少なめにして、強炭酸の炭酸水を入れます。
皮をカットして実を贅沢に入れた、プレミアムレモンサワー。
レモンをトッピングして、アクセントに。生口島のおいしさがたっぷり詰まっています。
フレッシュな香りと、旨みを感じます。レモンの味が濃いのは、国産のレモンだからこそ。
実の弾力もあり、「果実」感がすごいです。
おつまみは、地鶏とアスパラと一緒にレモン煮を作りました。
地元で手に入れた鶏肉とアスパラ、そして聖地のレモン。
旅先で作る料理はその土地をまるごといただけます。
レモンを煮込むと、やや苦味が強くなりますが、爽やかなレモンサワーの風味との相性は抜群。
苦みが気になる場合は、レモンは煮込んだ後に入れるのもいいかも。
さっぱりとしたレモン鍋、焼いた鶏肉やから揚げに絞ったり…と、おつまみにも活用できる瀬戸内レモン。
ネットで1㎏などまとめて購入可能なので、おうち時間の楽しみに、お取り寄せしてみては?