すっきり×濃厚「味がかわる!?レモンサワー」飲んでみた!

毎年全国で大規模に開催してきた宝焼酎主催のレモンサワーフェスティバル。レモンサワー人気を常に巻き起こしていました。
しかし今年はコロナウィルスの影響で開催が中止に。残念ではありますが、宝焼酎では各地のレモンサワーフェスティバル2019でキングオブレモンサワーに輝いたお店のレモンサワーたちを商品化して発売しています。
近くのコンビニやスーパーなどで個性豊かで魅力的なレモンサワーたちを手に入れることができます。

今回は、東京の『素揚げや』監修の「味がかわる!?レモンサワーを紹介します!

現在発売されている、「キングオブレモンサワー」シリーズはこの他に大阪の「とことん沖縄!塩レモンサワー」名古屋の「レモンティーサワー」があります。こちらのレビューもレモンサワー研究所の記事の中で紹介していますのでぜひご覧ください!


寶「極上レモンサワー」<味がかわる!?レモンサワー>

<味がかわる!?レモンサワー>は、レモンサワーブームの火付け役ともいわれる東京・小岩の名店『素揚げや』が監修した商品。中味が2層に分かれており、初めは“すっきりとしたレモン感”、次に“濃厚なレモン感”を味わえ、飲み進めるうちにレモン感が変化する“レモンの味変(あじへん)”を楽しめるそう。

『素揚げや』は元祖凍結レモンサワーと言われるお店。素揚げとレモンサワーと言えば『素揚げや』。パリッとジューシーに揚げるひな鳥や京都市上賀茂の農家さんから直送される京野菜の「素揚げ」、“瀬戸田レモン”を凍らせて丸ごと1個入れ仕上げる「最強レモンサワー」をはじめ、こだわりの一品が並びます。

飲んでみた

<味がかわる!?レモンサワー>は、グラスに注いで上の澄んだ部分のすっきりとしたレモン感と、下のの沈殿した部分の「濃厚なレモン感」をそれぞれ楽しむことができます。

万が一混ざってしまった場合は、10分ほど置けば大丈夫。もちろん混ざったままでも美味しいですよ。

今回もレモンサワー研究所のオリジナルのレモンサワーの公式を使って飲み比べてみました。
レモンサワーの公式については過去記事をご覧ください。

まずはそーっとグラスに注いで、「すっきりとしたレモン感」のレモンサワーを味わいます。

見た目の透明度が高いです。炭酸はまあまあ強め。味も、コクのあるレモンというよりは、レモンの酸味が際立つ見た目通りのクリアな飲み口です。しかし、「さっぱり」というのはあくまでレモン感の話であって、レモン感が少ない分、甘さが際立っていました。

個人的な感想ではありますが、イメージしていた「さっぱり」よりもだいぶ甘みを感じました。炭酸飲料のようなジュース系のレモンサワーと言えます。

レモンサワーの公式 「味がかわる!?レモンサワー」
レモンのフレッシュ感 ★★☆☆☆
レモンのピール感 ★☆☆☆☆
甘さ ★★★☆☆
アルコールの風味
(ウォッカ)
★★☆☆☆
炭酸の強さ ★★☆☆☆

次に、下の部分に沈殿した、レモン分がたっぷり入った「濃厚なレモン感」のレモンサワーをいただきます。

見た目も、白っぽく濁っていて、レモン分の濃厚さが感じられます。

甘さは同じはずなのに、レモンのコクや味わいも濃いので、最初に飲んだ「すっきりとしたレモン感」のレモンサワーより、甘みが抑えられたように感じます。レモンの果実感がギュッと感じられて、私はこの濃いレモンサワーの方がコクとうまみがあって好きでした。堅めのポテトチップスと一緒に食べたのですが、しょっぱさとレモンサワーとの相性も抜群です。おつまみとも合う、絶品レモンサワーでした。

レモンサワーの公式 「味がかわる!?レモンサワー」
レモンのフレッシュ感 ★★★★☆
レモンのピール感 ★☆☆☆☆
甘さ ★★☆☆☆
アルコールの風味
(ウォッカ)
★★☆☆☆
炭酸の強さ ★★☆☆☆

味が変わるレモンサワー

ひとつの缶チューハイでふたつの味が楽しめる個性派レモンサワー、<味がかわる!?レモンサワー>。こうしたレモンサワーが発売される背景には、一口に「レモンサワー」といえども、その中に味の違いがあるという事実がメジャーになっているということがあると思います。単に「甘い」「甘くない」だけではなく、レモンの濃さや風味など、レモンサワーの”幅”が注目されつつあるのではないでしょうか。レモンサワーへのまなざしも熱くなるばかりですね。